1.鍵盤が動き出す時 | |||||
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ピアノの鍵盤はご存知のようにシーソー状になっており、バランスキーピンを支点として鍵盤先端とキャプスタンスクリュー(ボタン)の比率がグランドピアノなら2:1、アップライトピアノは3:2の関係になっています。
アップライトピアノの鍵盤 グランドピアノの鍵盤 従って、鍵盤が(あがき10ミリが)秒速1mで動作した時、アップライトピアノではキャプスタンボタンが秒速約1.33m動作することになり、
運動距離は直線で アップライトピアノの場合 グランドピアノの場合 |
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2.ジャックが動き出す時 | |||||
キャプスタンが動き出すと、その上に乗るサポート(ウィペン)が動き出し連結されたジャックも動き出します。ジャックはローラーやバットを持ち上げ、ハンマーが動作します。
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ジャックはレペティションレバーがドロップスクリューによって運動を停止するのと同時に、小ジャックがレギュレティングボタンに接触して運動方向を変えます。 | |||||
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